初めてでもボールパイソンはしっかり飼う方法!これだけ見れば大丈夫!
皆様お久しぶりです。かなり久しぶりの投稿になりますが、実はずっと爬虫類の飼育にハマってたんですよね・・・
ボールパイソンめっっっっっちゃ可愛いんですよ・・・
今回は私が愛してやまないボールパイソンの買い方について記載したいと思います。
1.準備するもの
ボールパイソンをお迎えするあたり用意するものはこちらです
- ケージ
- 床材
- 水入れ
- 温湿度計
- 餌
- ヒーター
これだけでお迎えができてしまうんです。それでは具体的に説明していきます。
ケージ
一般的に言われているのは生体のとぐろ3つ分のサイズがあればなんでもいいと言われています。なのでベビーのボールパイソンをお迎えするならプラケースとかでもいいんじゃない?と思われがちですが
水入れとか置いて余ったスペースがとぐろ3つ分です。
とぐろ3つ分しかないケージに水入れとか置いたらぎゅーぎゅーですよ。なので思っているよりも少し大きめのサイズを買う事をお勧めします。
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私はこれ使ってます。
床材
キッチンペーパーでもヤシガラでもペットシーツでも大丈夫ですが、ペットシーツは湿気をよく吸ってしまうので、湿度管理には気をつけたいところです。
私はペットシーツ使ってます。ペットシーツ使っているんで、温湿度計見ながらちょこちょこ霧吹きしたりしてます。
水入れ
水入れは水を飲むという目的もあるのですが、他にも
温度調整のために浸かる
脱皮のために浸かる
などがあるので全身浸かれるぐらいのサイズがいいと思います。
温湿度計
絶対必要です。
ヘビは変温動物なので環境の温度に合わせて体温が変わってしまいます。真冬で部屋の温度が5°Cとかになってたら体温も5°Cになってしまう生き物です。ボールパイソンは暑い地域の生き物なので、28~32°Cぐらいの温度はキープしてあげる必要があります。
温度の重要性については良く聞く話ですが湿度もすごく大事です。
湿度が低いと呼吸器疾患などを患ってしまうリスクがあります。そのため大きい水入れを用意したり、霧吹きをしたりすることで40~60%ぐらいの湿度を保てる様にしましょう。湿度が高いとカビが生えます。
餌
抵抗がある方が多いかも知れませんが、冷凍マウスを与えます。マウスのサイズの大きさとしてはボールパイソンの胴体の1番太い部分と同じぐらいのサイズのマウスを週2〜3回程度与えましょう。大人になるにつれて餌の頻度は落ちていきます。
ヒーター
必ず温かい空間にする必要があるためヒーターは必須になります。おそらく多くの方が選ばれるのはパネルヒーターではないかと思われます。 パネルヒーターを設置する際の留意点なんですが、
絶対にケージの外につけて下さい
たまにあったかくなってないからと床材の下などに設置する方いらっしゃいますが、低温やけどを引き起こして皮膚がベロンベロンになります。なのでケージの下や天板や横に設置してあげましょう。
また、パネルヒーターはあくまでも敷いてある部位を温めるだけで、空間自体を温めるには効率が悪いです。なので冬など寒い時期にはバスキングライトなどを使って空間自体も暖めてあげると喜びます。
2.生体選び
ボールパイソンを選ぶ際には見るだけでなく、実際に触れてみて選ぶ事を強くお勧めします。その際に確認する項目は
餌は自分で食べれるか?
持った時にしっかりと力強く巻きついてくれるか?
痩せていないか?
口を開けて呼吸していないか?
こういった内容を確認して下さい。
もし口を開けて呼吸していたら呼吸器疾患を患っていますし、自分で餌を食べないのであればそれ以上成長するのは難しいかも知れません。
10年以上の付き合いになります。しっかりと元気な子をお迎えしましょう。
3.お迎えしたら
ケージをセットして中に入れてあげたら
2~3日はメンテナンス以外触らないであげて下さい
冗談抜きで拒食します。まずは新しい環境に慣れさせてあげて下さい。爬虫類は食べないって決めたら死ぬまで食べない子もいます。
2~3日経ってみてケージ内をうろうろしている様なことがあれば餌をあげてみてください。
マウスの解凍に関してなんですが
40°C前後のお湯で触ってほんのり暖かくなる程度に解凍してあげてくだい。
直接お湯に入れると匂いが落ちて食いつきが悪くなります。
芯まで解凍できてないと体温が下がって最悪死にます。
熱すぎるお湯で解凍するとタンパク質の構造が変わって消化吸収できなくなります。
私はラップに包んで温かいお湯で解凍した後熱湯で少しだけ温めてからあげています。
4.日常での留意点
餌の前後は触らないでください。
ハンドリングするときはお腹の当たりを掬い上げる様に持って下さい。
持ち上げる際は躊躇せずに持ってあげて下さい。
ハンドリングは1日30分以内にしましょう。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?細かい点など挙げればキリがありませんが、飼っていく中で様々なトラブルにも出会うと思います。
その中で悩みボールの環境を変えてあげたりして、ボールと向き合っていく中で飼育の楽しみや愛らしさが見えてくると思います。